このチェックリストは、働く人達が、ストレス要因にどの位攻撃されているのか、又個体要因としてのパーソナリティが、どのような特性をもっているのか、更にその人を取り巻くサポート環境がどうなのかを見るためのチェックリストです。(尚、身体的側面のチェックは削除しています。)
そういう意味では、「ストレス要因」「パーソナリティ」「サポート環境」の3つの総合(相克)がストレス反応と捉えることができます。
例えば、大きなストレス要因に攻撃されていたとしても、パーソナリティのやりくりがうまかったり、発散が上手だったりすると、そのストレス要因はあまり負担に感じません。又、サポート環境で仕事を教えてくれたり、手伝ってくれたり、話をきいてくれたり、気持ちや感情を理解してくれる人がいると、そのストレス要因は解決したり、緩和したりします。したがって、ストレス反応としてはあまり強く出ません。
逆に、ストレス要因があまり強くなくても、パーソナリティ傾向が敏感だったり、不安定だったりするとそのストレス要因は強く感じたり重く感じたりします。そしてサポート環境に恵まれていないような場合には、だいたいストレス反応として症状や問題行動がでてくることが多くあります。これは、どのような職場においても、似たような構造をもっています。家庭や学校においても同じです。
このチェックリストは、60問という最低限の質問紙から組み立てられています。結果に関しては、色で明示し、安全領域・平均領域・危険領域の3つを区分し、その個人や組織がどの領域にあるか一目でわかるようになっています。
チェック自体は5〜6分でできるため、面倒臭さがありません。またこのチェックリストの特徴として、ストレス反応の亜型として「適応化傾向」と「嘆き」の尺度を加味しました。適応化傾向は、最近人事や労務スタッフ、更に管理監督者からの要望が多く出され作成したものです。具体的には、急に怒りだしたり、ウソをついたり、かと思うと人間関係から身を引き心理的に引きこもってしまう、といったようなパーソナリティを捉える尺度が欲しい、といったニーズに応えて作成したものです。
また嘆き尺度は、弊社のオリジナルです。日本産業カウンセリング学会でも発表し、好評を得ました。メンタルの問題は、解決しようとしても解決できないことが多々あります。したがって矛盾をはらんだり、葛藤を有しながら生きていかねばなりません。自分の心のやりくりや防衛を、嘆きとして表現できるのがこの尺度です。
メンタルヘルス対策は物事を解決するということよりも、お互いに受けとめ合って理解することなのです。したがってこの尺度は、数値化し分類するということではなく、嘆くことそのものに意味があります。チェックする人が嘆きながら癒されれば、それに越したことはありません。どうしても数値化したい人は、60点以上あった場合、ストレスが鬱積していると分類していいでしょう。どうぞお試しください。料金:1,575円/1名 *1000名以下対象の場合
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1.ストレス要因 10問
現在のあなたのストレス要因を示します。点数が高ければ負荷は高いといえます。しかしこの点数が高いからといって、ただちに心身に反応が出るわけではありません。ストレス耐性をつくるパーソナリティ傾向やサポート環境とのかね合いがあるからです。「ストレス反応」と合わせて見ていきます。2.パーソナリティ傾向 10問
物事の受けとめ方や反応のパターンを示します。この点数が高いほど不安定なパーソナリティ傾向といえます。受けとめ方や反応のパターンに自信がなかったり、歪みがあったり、不信感があったりするとストレス要因は強くなったり、複雑になったりします。逆に、安定したパーソナリティ傾向はストレス耐性を強化します。3.サポート環境 10問
周囲からのサポートの状態を示します。この点数が高いほどサポート環境には恵まれていません。サポート環境には問題を解決する道具的支援と気持ちや感情を理解する情緒的な支援がありますが、サポート環境はパーソナリティ傾向と同じようにストレス耐性に影響を与えます。4.ストレス反応 10問
心身のストレス反応の状態を示します。この点数が高いとストレス反応は強い傾向にあります。一般的にはストレス要因が高いとストレス反応も強くなりますが、なかには負荷が強くかかっていてもストレス反応としてあらわれない場合もあります。それはストレス耐性が強い状態です。5.適応化傾向 10問
集団内への適応性の傾向を示します。この点数が高いと問題行動が多くなり、適応困難になります。適応化傾向はパーソナリティの偏りに依ることが多いのですが、カッとなったり、ひきこもり気味になったり、強い不安や見捨てられ感をもったりして、人間関係にトラブルが生じます。これもストレス反応の一つです。6.嘆き 10問
点数が高いほどストレスがうっ積していることを示します。
ストレスの問題は矛盾や葛藤に裏打ちされているため、そう簡単には解決できないことが多いものです。理想と現実のギャップをやさしく見つめると何かに気づいたり、癒されたりします。
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実施後または作成日を決定した上で、結果報告書を作成し報告いたします。所属部や性別、年代等で集計し分析を行います。
今後の対策にお役立てください。ご要望によりコンサルテーション致します。
所属、性別、年代別で要フォロー者の割合やストレス要因の割合を集計し、見やすくグラフ化いたします。また、今後の対策に向けてのご提案を添えてご報告いたします。