これまで日本社会には性について語ることがタブーとされる風潮がありました。しかし近年、子供達の第二次性徴が早まる中インターネットや携帯電話が普及し、好奇心をかきたてる歪んだ性の情報があふれかえって性の低年齢化を助長しています。
大人の社会でも性犯罪やセクハラ、不倫といった性の暴走が目立つ一方で、晩婚、離婚、セックスレスなど、恋愛や性に不器用な人々が増えています。
同性愛、性同一性障害、不妊などの悩みを抱える人達への偏見はいまだに根強く残り、「セクシュアルマイノリティー」といわれる人々が生きにくいという現状があります。
私たちは誤った情報から生まれた様々な妄想や誤解に翻弄され、心身のバランスを崩しているのです。だからこそ今、私達は沈黙を破り性と向き合わなければなりません。
性とは人権であり、誰にも性の自由があると同時に他者の性を尊重する責任があります。そして同時に性とはパートナーとの大切なコミュニケーション手段であり、豊かな人生を送るために不可欠なものなのです。
TMAでは新たにセクシュアリティセンターを開設し、これまで語ることがためらわれていた性の諸問題に取り組むことになりました。個人の悩みを社会的視点から多角的にとらえながら、その解決の一助になりたいと願っています。
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